静岡市を観に行った@しずおか定期観光
4/29-30に静岡市慣行に行きました。
今回は30日のお話、しずおか定期観光バスの「静岡満喫コース」のお話です。
この定期観光バスは「静鉄バス」さんが運営しています。
1日5,800円で昼食、鰹節のおみやげつき。
空席があれば当日申し込みも受け付けているようですが
今回は電話で事前申し込みをしました。
保険の都合で、参加者全員の電話、住所、誕生日を聞かれますので
グループの代表で電話する方はお気をつけください。
それと、公開されている電話番号は土日は営業しないようなので、
事前に当日緊急連絡先をきいておくのもいいかもしれません。
さて、行った場所について簡単にコメントします。
ロープウェイ乗り場にバスをつけてくれ、ロープウェイで境内に入ります。
久能山東照宮は山の下から階段で上るルートもありますが階段にはほとんどいけません。
ロープウェイを行ったところで解散ですが、最集合は各自でロープウェイに乗り
バス乗り場に戻る必要があります。
観光時間は正味40分くらい。
久能山東照宮博物館のチケットももらえるのですが、奥の御廟を見て、逆さ葵(※)を探していたら博物館には全く入れませんでした。
建物の規模は小さいですが、本堂は国宝とのこと、コンパクトに豪華絢爛です。
結婚式を挙げている方がいて良いオーラをいただけた気がします。
※逆さ葵とは、建物を不完全に造ることで、「完全なものはいずれ崩れる」という法則に対抗する手段です。
日光東照宮だと柱が逆になっていますが、久能山東照宮は葵の御紋がひっそりと上下逆につけられているのです。
このあたりはバスガイドさんが教えてくれますが。
■日本平お茶会館
ウェルカムドリンクでお茶をいただけます。
別料金でお茶つみ体験をしないとひたすら暇ですが、お茶つみ体験をしない人も茶畑のある裏庭に特別に入れてくれました。
こちらで実家のお土産に川根茶の新茶を買ったのですが、駅前のお土産屋にはなさそうでしたので、やはりお茶の専門店なのかもしれません。
川根茶の新茶2,500円、良いお値段ですが、買ったらもう一杯お茶をサービスしながらお茶の煎れ方など教えてくださいました。
それと300円くらいのお茶飴が素朴ですが味が濃くておいしかったです。
■由比宿散策
こちらで昼食後、各自で散策となります。
昼食会場は修学旅行のような並びでしたが、桜エビの漬け丼をおいしくいただきました。
散策は、エリア的に広くはないので、別料金で広重美術館に入館してのんびり過ごしました。
■清見寺
家康が子どものころ、人質となっていた時に住まわされていたという由緒正しく伝統あるお寺です。
こちらはお寺側のボランティアガイドさんが説明をして回ってくださいます。
建物やお庭も美しく見ごたえがありますが、ガイドさんの清見寺への愛溢れる説明を伺うとその良さもひとしおです。
お庭に滝があるのですが、水流が少ないと言って我々のために水流を増やすようお寺に頼んでくださったり、お寺の堅そうな印象とは裏腹に楽しい時間を過ごさせていただきました。
ガイドさんはベテランさんで、観光名所の話から車窓風景の説明、地元のおみやげの話まで、バス移動中はほとんど話し続けてくれます。
個人的には久能山東照宮と清見寺が二大メインという感じでしたが
この4か所を路線バスや電車で1日で周るのはなかなか大変ですし
1日回ってガイド・昼食付・おみやげつきで5,800円はコスパよく感じました。
車を出せない方は観光の手段の一つとして検討しても良いと思いますよ。