静岡市を観に行った@登呂遺跡公園

4月29日から30日にかけて静岡市観光に行ってきました。

29日の予定は登呂遺跡の見物と駿府城の散歩。

駿府城の屋内展示物などの見学は16時半で終了してしまうので

散歩メインで予定を立てておりました。

 

12時半頃品川出発のこだまに乗り、14時前に静岡につきました。

そこからはスマホにかじりついて登呂遺跡公園へ。

静岡市立登呂博物館の公式HP(以下HP)に、アクセス等よく載っています。

 

車は出せないので、HPの案内に従って静岡駅南口の22番線バス乗り場から

路線バスに乗り込みます。

SuicaPasmoが使用できるので小銭の準備が不要で楽々でした。

 

「登呂遺跡」行きでないバスが来たのでバス停「登呂遺跡入口」で降ります。

「登呂遺跡」行だと公園の目の前まで行ってくれますが、

そうでないバスは「登呂遺跡入口」というバス停で降りる必要があります。

 

バス停「登呂遺跡入口」から歩いていくと、

じきに足元にこんな石碑が見つかります。

この奥にずっと公園が広がってます。

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石碑のとなりの空間はこんな感じ。

バス停「登呂遺跡」の待ち合わせ広場みたいになってます。

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公園内は、教科書で見た通りの竪穴式住居や高床倉庫などの復元物や、

住居の跡、田んぼの跡(?)が広がっています…

ずいぶん大きい広場というところでしょうか。

竪穴式住居には入ることができて、一つ一つの住居で微妙に中の設備が違います。

囲炉裏のような復元物があったり、備え付けの棚のような設備があったり…

小物は置いておらず、がらんどうではありますが細工が細かいなと感心しました。

 

それだけ見てもあれなので、勉強しようということで

公園内の登呂遺跡博物館にも入ることにし、ついでに芹沢銈介美術館に入るべく

2施設の共通券買ってみました。大人一人570円。

※入館料は特別展など展示物の状況により金額が変わるようです。

 

実は登呂遺跡博物館、1階は無料で入れます。

「弥生体験展示室」と銘打たれ、本物の出土品はありませんが

触っていい大量のレプリカや小さめに復元された神殿があります。

小学生くらいの子が神殿に登ってみたりその辺の展示物を触って遊んでいました。

遊びのうちに何となく弥生時代に触れることのできる展示、素晴らしい。

私も博物館の方に「触って大丈夫ですよ」と声をかけられてしまい、

琴の模型をピンピン鳴らして遊んでおりました。

 

入館料の必要な展示は2階で、こちらはまじめといいますが、

発掘物などの展示があり静か見たほうが良さそうなエリアです。

静岡市の地形の成り立ちから登呂遺跡の稲作や歴史なんかについて展示されていますが

棚を引き出して展示品を見ることができたり、

出土した大きな一本柱がドカンと展示されていて大きさを実感できたり、

一つ一つ展示の仕方に工夫されているようで、楽しみながら見ることができました。

 

入館料も高くありませんし、登呂遺跡にお立ち寄りの際はぜひ博物館にも

立ち寄ってみてくださいね。

ただまあ出土品自体の見た目は地味といえば地味…

もちろん学術的には貴重で重要に違いないのですが

土器や木の道具やらだとかが多いので

間違ってもツタンカーメンの黄金の仮面とかを見に行くつもりで行ってはいけません 笑

ただ木の鍬の形が現代とほとんど変わってないのは驚きましたよ!

 

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